”つみ”をお許し下さい

と言っても警察屋さんに捕まるような悪いことをした訳ではありません、ぎるです。
ある意味、ゲーマーとしては重罪なのですが。

さて、先日ひょんな事から遂にPS Vitaを購入しました。
しかも普通のVitaちゃんじゃありません。VitaちゃんTVです。
「なんで今さら」と思われるかも知れませんので、購入した理由より、
今まで購入してなかった理由を書きます。

理由はひとえにシンプル。私は携帯ゲーム機が苦手だから。
苦手な理由は以下の通り。
1.肩が凝る。超凝る。下をずっと向いてると首と肩が大変な事になる。
2.画面が小さい。目が悪くなりそう。
3.外でゲームしない。携帯機の一番の利点を享受できない。
だいたい理由はこんなところですね。

という感じでひたすら購入を見送っていたのですが、最近はVita専用タイトルにも
ちょっとやってみたいなーと思うソフトが増えてたので、かなり迷っていました。
Vita TVが発売された時、「お、これめっちゃ良いやん!」って思ったのですが、
背面タッチパネルが無い為、全てのソフトが遊べる訳ではない、というのに日和って
Vita TVすらも購入を見送って居ました。

そして最近、なんで急に買ったかっつーと、購入の決定打になったのは、
「海外版の輸入品Vita TVがAmazonで安く買える。(6000円くらい)」ってのと、
「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」が超やりたくなった、ってのが重なった為です。
いつも見てる2chのスレで超おすすめされてたんや…仕方なかったんや…(´・ω・`)

全てのゲームが対応していない、と言っても互換モードを用意してくれているソフトもあるし
wikiの対応表を最近のソフトは大体動くみたいですね。情報も全部は埋まっていないけど。

てな訳でおうちに新しくやってきたVitaちゃんTV、さっそくうちの大画面テレビに接続。
だいたいこんな感じでプレイしてます。大きさ比較の為に、1Lパックのお茶置いてます。

テレビ台が黒いガラスのせいか、置いてあるVita TV見えないな…

ちょっと弄ってみて、PS Vita TVの良いと思う所は、有線LANで繋げるって所ですかね。
ストアからのゲームのダウンロードや、パソコンへのスクリーンショットの転送が
さくさくできます。
ゲームの画質的には720pなので、PS3と同等の解像度ですね。
2Dメインのゲームならテレビで拡大表示されても綺麗に見えますよ。

さて、Vita TVを買った時に同時購入したソフトは、上記の通りルフランと、
PSストアのサマーセールで安かったコープスパーティシリーズ(4本くらい買った)です。
コープスパーティはホラーゲーで公式サイト怖いからリンク貼らないね。

更に私はPS4購入時よりPS+のサービスに加入していた為、PS Vitaソフトの
フリープレイタイトルがゴッソリ溜まっていました。
軽く数えただけで2~30本くらい…?まぁ全部がVita TVに対応してるとは限らないけど…

ああ、神様…積みをお許し下さい…(本日の落ち)

Vita TV買う前にやってたWitcher1は多分進行率70%くらいの所で止まってます。
ルフラン終わったら再開します…

落ちが付いた所で、簡単に「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」をレビュー。
なるべく攻略wikiとか見ないようにしてるので進行度合いは分かりませんが、
多分半分以上は進めたんじゃないかな、って時点でのレビューです。

このゲームはウィザードリィや世界樹の迷宮などが有名な、
ダンジョンRPG(以下DRPG)というジャンルのゲームです。
街やフィールドという概念はなく、ダンジョンを探索するってのがメインのゲームですね。
キャラクターメイキングや装備品(アイテム)集め、裏ボス攻略なんかがサブ目標になりますかね。

私が始めてやったDRPGは「シャイニング&ザ・ダクネス」かな…
メガドライブでの移植版です。超古いw
そのため、最近のDRPGとの比較は出来ないのであしからずー。

○良いところ

・装備トレハン要素
敵や宝箱からゲットした装備には、若干のステータスの揺らぎがある他、
装備品にある一定の言葉が頭に付きます。言葉が付いた装備はレアリティが上がります。
色々言い方はあると思いますが、私は別ゲーの影響でこれ「冠詞付き」と呼びます。
例えば同じ武器でも「堅守たる○○」は防御力がアップし、「軽快な○○」だと
素早さがアップする、と言った感じです。
職業によって必要とする(プレイヤーがあげたいと思う)ステータスは変わるので、
レアな冠詞が付いたりするとテンション上がりますね。(逆も然り)
冠詞のバリエーションも相当あるようで、何種類くらいあるんだろうか…

・魅力的な敵設定
ストーリーもそうですが、敵グラフィックは全体的にエログロの色が強いです。
見た目はまぁ趣味が出るとして、無駄に拘ってるなぁと思うのが、敵の行動テキストと、
部位欠損(クリティカルゴア)時のパーツテキスト。
プレイヤーが部位欠損するのは「頭・胴体・右手・左手・足」のどれかなんですが、
敵キャラはいちいち細かい設定がしてあるようで。
普通に胴体とか手足がモゲる敵もいるんですが、植物っぽい敵は「花弁」とか、
妖精っぽい敵は「羽」とか。
エロそうな魔女は「えっちな心」がモゲてました。
こういう細かい設定好きです。遊び心よねー。
敵行動のテキストは、主に錯乱状態時とタメ動作の時ですかね。
これもいちいち細かいです。クスリと笑える事もあり。

・ストーリーテンポ
ゲームのストーリーは、ダンジョンの攻略と完全にリンクしている訳ではありません。
ある一定以上探索すると、ストーリーが解放される、という感じ。
一応解放したタイミングで「報告しに拠点に帰ろう」みたいなアナウンス出ますが、
無視して探索を続ける事ができます。進めすぎても今も所デメリットは無かった、かな?
その為、結構深くまで潜って帰ってくると、ストーリーが2個、3個進むって時もあります。
私が昔やったDRPGだと、ボスを倒す→街に帰る(強制)→ボスを倒す→・・・
の繰り返しだったので、その辺のテンポが良いのは好みです。
シナリオ進んだけど拠点に帰らずもうちょい潜るんじゃー!みたいな事が出来ます。
まぁマナ許容量制限というのがあるので、ある程度は強制的に帰る事にもなるんですが。

・さくさく進めるゲームシステム
使用にデメリットは多少ありますが、中間地点を自分で置けるので
拠点に帰ろうと思ったらすぐ帰れます。
深い所まで潜ったけど全滅して、またそこに行くまで大変で心が折れる…
という状況はあんまり無いかも。攻略的にはヌルくなる要素なので好みは分かれるか。
後は一部の壁が壊せるので、マッピングが終わっていれば自分で近道をゴリゴリ作る事も。
一回拠点戻ると謎の力で壁が修理されちゃいますけどねw

・ルカがかわいい
最初うざかったけど、だんだん癖になってきた。

○悪いところ

・ストーリーが基本的に立ち絵進行
全てのストーリーに一枚絵を!という訳でも無いですが、盛り上がる所には
一枚絵が欲しかったですね。

・ダンジョンの攻略と無関係すぎるストーリー
全てという訳じゃないですが、あんまりダンジョンの攻略内容に関しては
あまりコメントをくれないドロニアさん一行。
多少レキテーちゃんを労ってやって欲しい。

・ドロニアさんがドSすぎる
まぁ魔女だしね…でもちょっと悪者すぎる感じが。

・戦術面で単調になりがち
戦闘時に使用するスキルに関しては、キャラクター個別ではなく、
配置した部隊(カブン)の種類によって使用できるスキルが決まります。
部隊自体は色々とある物の、デメリットが強かったり、使いみちが良く分からなかったり、
思わず安定的な部隊を配置しがちになります。
これは私の性格のせいでもあるか…

・敵の全体攻撃が強すぎる
中盤以降になると、かなり高い頻度で全体攻撃できる敵が出現しますが、
これがかなりキツイです。
タンク職であるピアフォートレスにガードさせる事で、他メンバーをかばう事ができるのですが、
部位欠損は確率で起こるのか、全体攻撃をガードしているとすぐに部位欠損してしまう…
タンク職が部位欠損すると全体の防御面が非常にダウンするので拠点に帰ることを余儀なく…
でも、この辺はゲームバランスとして難しい所ですね。誤ると一気にぬるくなるしなぁ。
製作者側としては、この辺の悩みは「狙った悩み」だと思うので、
悪いところとは一概に言えない所ですねw

色々と書きましたが、全体的な満足度はかなり高いです。
普段いわゆるJRPGはあまりやらないのですが、かなりハマっている事からも
自分自身楽しめている事が分かります。
設定資料集とか買って、何かイラスト描きたい所です。
冬コミにルフランで出ようかなーw